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2025-05-27 07:03:00

講演会

午前のテーマ乳幼児期の「直接体験」が、

その先の人生に大きく実る

乳幼児(生まれてから小学校就学までの子ども)は好奇心の塊ですから、「あれも知りたい」「これもやってみたい」と探求しっぱなしになります。また、育つことに貪欲なので、「あんな力が欲しい」「こんなこともできるようになりたい」という衝動に突き動かされて、試行錯誤を繰り返します。ところが、この探求や試行錯誤には「失敗」や「大人にとって迷惑なこと」がいっぱい!そこで私たちは子どものためによかれと思って、失敗しないようにお膳立てしたり、子どもの行動を制限したりしてしまいがちです。実は、これが子どもにとっては有難迷惑に他なりません。というより、むしろ子どもの未来に大きく暗いを落とすことになるのです。

6月の講演会では、まず「直接体験」とは何なのか、なぜ重要なのかを考えます。まず、直接体験にはどんな種類があるか、いくつかの角度から検討します。

そして、認知能力(皆さん興味のある学力、と考えてもいいでしょう)と非認知能力(=社会情動的能力)との関係を整理します。

また、動画視聴やデジタルデバイスとの付き合い方も検討しましょう。

ご参加の皆さんのお悩みや興味のある内容についてもお答えしますので、ぜひご参加ください。

 

午後のテーマ

主に保育者の皆さんを対象「食」が子どもを、保育を、モンテッソーリ教育を深化させる

皆さんは、保育の中で、「食」を大切にしていますか?「食育」という形で、あらたまって構えるのではなく、日々の保育の中で食べたり調理したりする機会を、重要な教育(子どもが自分自身を育てる)の場として捉える。そうすると、食がいかに学びの宝庫であるかご理解いただけることでしょう。

今回の講演会では、子どもと食の関わりを、食べる・作る・知るなどいくつかの切り口に整理し、育ちの段階に応じた大人の援助について検討します。また、人が幸せになるために食べること、料理することがどれほど重要かについても、最新の調査に基づいて考察します。

さらに、モンテッソーリ教育を実践する上では、「食」の観点を中心として様々な方面に豊かな活動が広がります。「おしごと」を狭い枠から開放すると、有機的なつながりが生まれ、保育が充実し、子どもの学びが深まることを実感していただきます。

 

 

講演会

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